1月23日までは断水ない見込み 導水管が破損し1時間で10トン漏れ続ける沖縄 県企業局が改めて対応協議へ

(資料写真)工事を一時休止している導水管漏水事故の発生現場=19日、うるま市昆布

 沖縄県うるま市昆布の県道の下を通る導水管の一部が破損し、漏水している問題で、県企業局は23日の対策本部会議で改めて対応を協議する。現段階では23日まで、工業用、家庭用の送水に影響はない見込み。企業局は効果的で影響の少ない修繕方法について情報を集めている。

 損傷部分の約4センチの穴から、1時間に約10トンの水が漏れ続けている。管路の耐用年数は通常40年のところ、今回破損した部分は1976年の設置から48年が経過している。企業局によると、導水管の一部が劣化し、水圧に耐えられずに破損した可能性がある。

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