琥珀の作品、動画ガイド見ながら楽しんで 久慈琥珀博物館

繊細な細工が施された琥珀のチェスセットなどが並ぶ企画展

 岩手県の久慈琥珀(こはく)博物館(新田久男館長)は2月末まで企画展「太古からの美~地球がつくり出した宝石・こはく~」を開き、琥珀の美しさを伝えている。

 原石や琥珀をスライス状にカットして組み込んだモザイク画、彫刻作品など約40点が並ぶ。館内には2次元コードが準備されており、読み取ると動画のガイドを見ながら楽しめる。

 1月末までは、干支(えと)の辰(たつ)にちなんだ貴重なメキシコ産「龍血琥珀」の展示も。深みのある美しい赤色を見学できる。

 午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。入館料は大人500円、小中学生200円。問い合わせは同館(0194.59.3831)へ。

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