バイエルンとトリッピアーが口頭合意も……ニューカッスルはオファーを拒否

写真:バイエルンが関心を寄せるトリッピアー

バイエルンがニューカッスルのDFキーラン・トリッピアーと口頭合意に達したという。『Sky Sports Germany』が伝えている。

バイエルンは右SBの補強を目指しており、第1ターゲットとしてパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表DFノルディ・ムキエレに関心を示していると伝えられている。しかし、その交渉は難航しており、次のターゲットとしてトリッピアーに白羽の矢が立ったようだ。

今シーズンここまで公式戦28試合に出場し、8アシストを記録しているトリッピアーは、ニューカッスルとの契約が18カ月残されている。ニューカッスルのダレン・イールズCEOはプレミアリーグの定める支出基準を満たすために、チームのスター選手を一部放出する可能性があり、「目標を達成するためには、時には選手をトレードする必要がある」と語っている。

今のところニューカッスルは、トリッピアーを今冬に手放す気はなく、バイエルンからのオファーを断ったという。イギリス『Daily Mail』電子版が報じている。トリッピアーはニューカッスルでのプレーに満足しており、エディー・ハウ監督もトリッピアーをシーズン後半戦を戦う上での中心人物として据えているという。

最初のオファーは断られたものの、バイエルンとニューカッスルの交渉は引き続き行われる予定だという。ニューカッスルはトリッピアーが退団した場合、ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属するアメリカ代表ジョー・スカリーの獲得に注目しているようだ。

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