侵略者襲来で、地球がクソやばい!映画『デデデデ』主題歌は“幾田りら&あの”によるコラボソングに決定

©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

実写映画化もされた代表作『ソラニン』や累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』、現在「ビッグコミックスペリオール」で連載中の『MUJINA INTO THE DEEP』など、数々のヒット作を生み出し続ける漫画家・浅野いにおによる傑作漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称:デデデデ)が初アニメーション化。2024年3月22日(金)前章、4月19日(金)後章の2章立てで公開される。

このたび、待望の“クソやばい”本予告が解禁。主題歌は主演2人による超豪華ユニットが担当する。

浅野いにおによる傑作漫画、初アニメーション化

2014年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載が開始された本作は、突如東京上空に巨大な宇宙船・通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語。「第66回小学館漫画賞」一般向け部門、「第25回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞を受賞したのち、昨年全12集をもって堂々完結を迎えた。

侵略者襲来で、地球がクソやばい!

映像冒頭、未確認飛翔体の登場と共に、世界が崩壊していく…かに見えたがシーンは一転し、登場したのは主人公の女子高生・小山門出(幾田りら)と“おんたん”こと中川凰蘭(あの)。ふたりは、担任教師の渡良瀬(坂泰斗)や仲良しグループの亜衣、凛、キホとの何気ない学生生活を送っている。しかし、そんな日常を過ごす彼女たちの上空には、もはや当たり前のように“母艦”が浮遊する光景が…。

侵略者の脅威に怯える様子の小比類巻(内山昂輝)のセリフとともに、人間社会に紛れ込む彼らの姿も捉えられ、“絶望が溶け込んだ日常”が描き出されている。そしてある日、突如降りかかった友人の死。「最後まで希望を失わないためにはどうしたらいいと思う?」と問いかけるおんたんの兄・中川ひろし(諏訪部順一)や、軍事兵器の数々、爆散する街、空から降り落ちる大量の侵略者の姿など怒涛のシーンが次々に展開。タイトルバックは「デデデデストラクション」のデスヴォイスで締められる。

地球滅亡が迫る中、果たして門出とおんたんの運命は——。大葉圭太(入野自由)がおんたんに向ける意味深な問いの真意とは?本作の見どころが切り取られた、期待の高まる“クソやばい”映像となっている。

本予告をエモーショナルに彩る本作の主題歌は、主演の幾田りらとあのによる楽曲。前章は<ano feat. 幾田りら>による「絶絶絶絶対聖域」、後章は<幾田りら feat. ano>による「青春謳歌」(作詞・作曲:幾田りら)に決定した。

後章の主題歌として「青春謳歌」という曲を書き下ろしさせていただきました。デデデデを読み終えた時、門出とおんたんのはちゃめちゃでくだらない日常が、とてつもなく愛おしくてたまらなくて、二人の会話が聴こえてくるような曲を書きたいと思っていました。どんな未来がやってこようと何があろうと二人は“絶対”なのだから、きっと全てを抱きしめて、青春をかき鳴らし続けているはず。そんな願いを乗せて、遊び心をふんだんに詰め込んで、楽曲が完成しました。映画の中で門出とおんたんとして生きた私たちだからこそ歌えるうたになったのではないかなと思います。ぜひ前章後章あわせて、楽曲と共にデデデデを楽しんでいただけたら嬉しいです。
(幾田りら)

前章の主題歌として「絶絶絶絶対聖域」を制作させて頂きました。一瞬で当たり前にあった日常が変わり果ててしまうことがあり得る世界の中、何を大切にしたいか何を守りたいか考えながら作りました。今も現在進行形で世界がクソやばいので全部音楽でぶち壊したいです。皆々様是非、前章・後章合わせてデデデデお楽しみください。はにゃにゃフワー!
(あの)

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、3月22日(金)より前章、4月19日(金)より後章が公開される。

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