ブレントフォードのトニーが8カ月ぶりに復帰「戻ってこられたことに感謝している」 チームの連敗ストップに貢献

写真:8カ月ぶりに復帰を果たしたトニー

2023年5月に賭博規則の違反で8カ月の出場停止処分を受けたアイヴァン・トニーが公式戦復帰を果たした。

現地時間1月20日、プレミアリーグ第21節ブレントフォード vs ノッティンガム・フォレストの一戦が行われた。ブレントフォードが3-2とシーソーゲームを制し、5連敗をストップし、暫定で順位を14位に上げた。

この試合では、賭博規則違反で出場停止処分を受けていたトニーが260日ぶりに復帰を果たし、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。試合後、トニーは「戻ってこられたことに感謝している」と語り、以下のように続けた。『Sky Sports』が伝えている。

「今ここに戻ってきて、ゴール決め、チームが勝利したことに興奮している。このようなことが起こるだろうと100パーセントわかっていた。家を出る前に『今日は勝てる、得点できる』と思った。そしてそれを実現することができて、いい気分だ」

19分に直接FKを決め、復帰後早々に得点を挙げたトニーだが、セットプレーの位置を印された地点から、ポイントをずらした行為が物議を醸している。トニーはボールを動かした行為ついて、「(ボールを)1ヤード動かすことは許されている。ただ移動させて、壁の横で曲げるように蹴りこんだだけだ」と説明した。

ブレントフォードのトーマス・フランク監督は、トニーの行為を「正しいか間違っているかわからない。ルールで禁止されているのであれば良くないが、(ゴールと認められたので)肯定的に受け止めている」とコメントしている。

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