コナテのディフェンスリーダーとしての自覚「より多くの責任を引き受けたい」

写真:ここまで公式戦22試合に出場しているコナテ

リヴァプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテが、FAカップ3回戦アーセナル戦前のユルゲン・クロップ監督とのやりとりを明かした。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。

12月3日のフラム戦でジョエル・マティップが前十字靭帯断裂の大ケガを負いチームから離脱しており、現在トップチームのCBはキャプテンのフィルジル・ファン・ダイク、ジャレル・クァンザー、コナテの3人が務めている。ジョー・ゴメスはディフェンスラインのすべてのポジションでプレーが可能だが、左SBのアンディー・ロバートソンとコスタス・ツィミカスが離脱中のため、今季はSBでの出場機会が中心だ。

1月8日に行われたFAカップ3回戦アーセナル戦では、キャプテンのファン・ダイクが病気のため試合を欠場。コナテとクァンザーがCBのコンビを組んだ。試合前のロッカールームで、クロップ監督とコナテとの間でやりとりがあったという。

マティップの不在中に守備に関してより多くの責任を担うのか、という質問に対してコナテは「監督とそのことについては話していない」と語りながらも、ディフェンスラインのリーダーとしての自覚もあるようで、次のように続けた。

「アーセナルとの試合前に彼(クロップ監督)は『誰がディフェンスを統率するのか?』と言った。そして『僕がやる』と伝えた。彼は故意的にそれを聞いてきたが、僕のすべき役割を(彼は)よく理解していた」

「個人的には責任を取るために、(これからも)自分自身を前面に押し出したい。選手としてさらに成長し、より多くの責任を引き受けたい。もっとフィードで貢献し続けなければならないし、良くなるように努めたい」

現地時間1月21日に、プレミアリーグ第21節ボーンマス戦が行われる。そのボーンマス戦に関して「厳しい試合になるので、しっかりと準備したい」とコメント。好調のドミニク・ソランキに対しては「彼は非常に調子が良く、自信を持っているだろう。その好調な流れに終止符を打てるのは、リヴァプールであり、DFである僕にかかっている」と語った。

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