出場機会減る中でユナイテッドから関心も…トゥヘル監督はデ・リフトの残留強調 「当然計画に入れている」

ケガに悩まされている今季のデ・リフト[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)について語った。ドイツ『ビルト』が伝えた。

今シーズンは韓国代表DFキム・ミンジェの加入もあり、ブンデスリーガ開幕からベンチスタートが続いたデ・リフト。複数のケガも重なったことで、ここまでリーグ戦4試合の先発にとどまっている。

キム・ミンジェのアジアカップ参戦に伴って重要性が増すデ・リフトだが、クラブは16日に左ヒザ負傷を明らかに。21日の第18節ブレーメン戦への出場が危ぶまれる中、守備陣の刷新を計画しているマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しているという報道も流れた。

ブレーメン戦を前にしたトゥヘル監督はまずデ・リフトの状態について「何の心配もない。昨日のトレーニングは完璧にこなした。準備万端だし先発するだろう」と起用を明言。一方で去就にまつわる話題にも触れ、バイエルンの大事な戦力だと主張した。

「彼は(昨夏)負傷して代表チームから戻り、プレシーズンを全て欠席した。(ダヨ・)ウパメカノとキムが起用できなくなってから、彼はまた大きなケガを負ってしまった」

「しかし、当然我々は彼を計画に入れている。彼は我々の選手だ! トッププレーヤーであり、トップのキャラクターも持っている。そこに疑いの余地はない。彼は他の選手たちと同じように自分自身の力を証明しなければならない」

なお、デ・リフト以外ではトッテナムからレンタルで獲得したイングランド代表DFエリック・ダイアーもプレー可能な状態にある模様。第一子の誕生で数日ほどトレーニングを欠席していたようだが、トゥヘル監督はブレーメン戦での途中起用を示唆している。

「エリックはトレーニングに戻ってきた。彼の第一子の誕生はチームを離れるのに十分な理由だった。彼は間違いなくチームにいる。全てうまくいけば、数分プレーさせるかもしれない」

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