元世代別代表のファン・ウェルメスケルケン・際が川崎Fに移籍! 29歳にしてJリーグ初挑戦に 「とてもプレーしてみたいチームでした」

「まずはSAIで覚えていただければ幸いです」[写真:Getty Images]

川崎フロンターレは21日、NECナイメヘンからDFファン・ウェルメスケルケン・際(29)の完全移籍加入を発表した。背番号は「31」。AFCチャンピオンズリーグ2023-24では「52」をつける。

オランダ人の父と日本人の母を持ち、U-23日本代表歴ありの右サイドバックはヴァンフォーレ甲府のアカデミー育ちで、Jリーグを経由せずにオランダへ。ドルトレヒトでのキャリアスタートから、SCカンブール、PECズウォレを渡り歩き、2023年10月にNEC入りした。

その今季はここまで公式戦を通じても6試合の出場のみだったが、17日にゴー・アヘッド・イーグルスを相手にしたKNVBベーカーのラウンド16では先発すると、72分に鮮やかなボレーシュートを叩き込み、これが決勝点に。この一発が衝撃的すぎるとして話題を集めた。

29歳にして川崎FでJリーグ初挑戦のファン・ウェルメスケルケン・際はクラブの公式サイトで意気込みを語っている。

「川崎フロンターレサポーターの皆さん、初めまして。この度、加入することになりました、ファン ウェルメスケルケン 際です。名前が長く、初めは覚えづらいかもしれませんが、まずはSAIで覚えていただければ幸いです」

「フロンターレさんのことはオランダからもよく試合を確認していましたし、OBである武岡優斗くんからもお話を聞いていたので、とてもプレーしてみたいチームでした。今シーズンは鬼木監督のもと、タイトル獲得を目指し、チームにすべてを捧げていきますので、これから応援よろしくお願いします!」

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