将棋愛好家160人が腕競う 倉敷でフェスタ

真剣な表情で対局に臨む参加者

 岡山県内外の将棋愛好家が腕を競う「第8回白壁倉敷将棋フェスタ」(倉敷市など主催)が21日、同市中央の市芸文館で開かれ、子どもから大人まで約160人が盤上で熱戦を繰り広げた。

 年齢制限のない団体戦と小学生による個人戦を実施。団体は3人一組の16チームがトーナメントで争い、個人は約110人が低・高学年ごとに予選リーグと決勝トーナメントで頂点を目指した。

 参加者は熟考しながら一手一手を指し、勝敗がついた後は対局の感想を話し合いながら交流を深めていた。

 このほか、有森浩三・八段=岡山市=や狩山幹生四段=倉敷市=らによる指導対局もあり、盛り上がった。

 フェスタは2016年度から開催している。

 各1位は次の皆さん。(敬称略)

 【団体】水田将棋会館(高松市=鏡原照正、神内行人、石綿慈雨)

 【個人】低学年 松浦永真(ノートルダム清心女子大付属小3年)▽高学年 高牟礼楓(広島市立戸坂小5年)

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