【東海S】坂井「かなり唸っていました」ウィリアムバローズが抜け出す

1月21日、京都競馬場で行われたG2・東海ステークスは、坂井瑠星騎乗の2番人気、ウィリアムバローズが抜け出して快勝。ゴール前では1番人気のオメガギネスを抑えて嬉しい重賞初制覇を飾った。

東海S、勝利ジョッキーコメント
1着 ウィリアムバローズ
坂井瑠星騎手
「3番手にオメガギネスがいるのは分かっていたので、それさえ凌いでくれればなっていうところだったので、本当によく頑張ってくれたと思います。(道中は)もう手応え良すぎるぐらい良くて、かなり唸ってました。でも最後は1度2着馬に迫られたんですけど、もう1回離してくれて強い内容だったと思います。デビュー前、調教に乗せてもらった時から本当走る馬だと思っていました。重賞で惜しいところまでいつも来てましたし、ようやくこの子にタイトルを獲らせることができて良かったなと思いました。今日のメンバー、強い相手に勝つことはできましたし、またもう1つ上のクラスでも頑張ってくれるんじゃないかなと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月21日、京都競馬場で行われた11R・東海ステークス(G2・4歳上オープン・ダ1800m)は、坂井瑠星騎乗の2番人気、ウィリアムバローズ(牡6・栗東・上村洋行)が快勝した。1馬身差の2着に1番人気のオメガギネス(牡4・美浦・大和田成)、3着に4番人気のヴィクティファルス(せん6・栗東・池添学)が入った。勝ちタイムは1:49.2(重)。

3番人気で藤岡佑介騎乗、ペプチドナイル(牡6・栗東・武英智)は、6着敗退。

重賞初制覇

坂井瑠星騎乗の2番人気、ウィリアムバローズが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は好位追走でスムーズにレースのの流れに乗ると、手応えよく勝負どころへ。直線の攻防では1番人気オメガギネスが外から迫ったが、その追撃を上手く振り切ってのゴール。これまで逃げの手を打つことが多かったウィリアムバローズだったが、脚質にも幅が出て安定した走りを披露した。

ウィリアムバローズ 17戦7勝
(牡6・栗東・上村洋行)
父:ミッキーアイル
母:ダイアナバローズ
母父:シンボリクリスエス
馬主:猪熊広次
生産者:中原牧場

【全着順】
1着 ウィリアムバローズ 坂井瑠星
2着 オメガギネス 戸崎圭太
3着 ヴィクティファルス 池添謙一
4着 ブライアンセンス 岩田望来
5着 オーロイプラータ A.ルメートル
6着 ペプチドナイル 藤岡佑介
7着 ミッキーヌチバナ 松山弘平
8着 キリンジ 和田竜二
9着 ビヨンドザファザー 内田博幸
10着 タイセイドレフォン 幸英明
11着 ブラックアーメット 泉谷楓真
12着 レッドファーロ 岩田康誠
13着 サンライズウルス 西村淳也
14着 ゲンパチルシファー 松若風馬
15着 スマッシングハーツ 武豊
16着 バビット 団野大成

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