J1鹿島、タイトル奪冠へ決意 新体制を発表 スローガンは「かける」

J1鹿島の新体制発表で登壇したポポヴィッチ監督(中央)と(左から)GK梶川裕嗣、MFギリェルメ・パレジ、DF濃野公人、GK山田大樹の4選手=鹿嶋市宮中

サッカー・Jリーグ1部の鹿島の新体制発表会が21日、茨城県鹿嶋市内で開かれ、加入選手らがタイトル獲得へ決意を示した。スローガンは「Football Dream(フットボールドリーム)かける」。国内の複数クラブで指揮を執ってきたランコ・ポポビッチ氏(56)を新監督に迎え「奪冠」を目指す。

鹿島は2016年度のJ1リーグと天皇杯の優勝以来、国内主要タイトルから遠ざかっている。新スローガンについて、小泉文明社長は「タイトル奪還に懸ける決意と覚悟を胸に一丸となって戦う。ピッチをかけ回り、目の前の一つ一つの勝負、一戦一戦の試合に全てを懸ける」と話し、アントラーズファミリーと力をかけ合わせてタイトルをつかみ取ると意欲を示した。

新戦力は期限付き移籍からの復帰を含め4人。J1磐田からGK梶川裕嗣(32)、CAタジェレス(アルゼンチン)からギリェルメ・パレジ(28)を補強し、関学大からDF濃野公人(21)が加わった。育成組織出身のGK山田大樹(22)は2年ぶりの復帰となった。

リーグ初戦は2月23~25日のいずれかに敵地で名古屋と対戦。ホーム初戦は3月2日か3日にC大阪を迎える。

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