全国エリアバス大調査「釣りパラダイス」

全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!

●文:ルアマガプラス編集部

釣パラダイス

森の中にひっそりと佇むように佇む釣パラダイスのバスポンドは、知らずに写真だけ見たらため池と勘違いしてしまうかも!?

― 見た目の通りまるでネイティブフィールドのようなポンド

実はこれまでにも何度か釣パラダイスには行ったことがあるのですが、初めて行ったときは本当に驚きました。だってどうみてもため池ですからね。釣り堀っぽさといえば東屋くらい? でも毎月1回放流しているれっきとした管理釣り場で、ペレットも定期的に与えているため魚の栄養状態は良好です。放流したときよりも明らかに育った50アップが釣れることもあるそうです。

実は去年までは全体的に浅いフィールドだったのですが、今年は何度か南側の岸沿いを重機で掘ったらしく、深い場所がかなり広がった印象です。元々カバーが豊富なポンドなので、深い場所が増えると釣りの幅がさらに広がってもっともっと楽しくなりますよね。

それからホスピタリティもすごくて、ポンドの南側には男女別になった水洗トイレがすぐ脇に備わっているし、雨宿りしつつ釣りを楽しめる東屋は4箇所もあります。ゴミ箱が設置されていたり、各所にラバーネットが置いてあったり…。エリアトラウトや小物釣りも楽しめるので、家族できても一日中楽しめそうですよ!

― ●オススメルアー

4inヤマセンコーカバーが多いフィールドなため、4inヤマセンコーやイモグラブなどのノーシンカーリグを使ったカバー撃ちがやはり強い。もちろん、オープンウォーターならズル引きもOK! カラーは定番のグリパンやウォーターメロンのほか、バブルガムピンクが効果的なことも。
ヒットルアーファットウィップ3inメタルバイブではゴミを拾うことが多かったため、ネコバイブのリフト&フォールで使用。もちろん、ゴミを気にせず投げきれるならメタルバイブでもOK。ほかにもテールスピンジグにもヒットした。

バス釣りのチケットでエリアトラウトも楽しむことができる。ルアーをもっていなくても釣パラダイスオリジナルルアーがその場で買える。

一部コンクリートの足場があるほかはナチュラルバンクになっており、南側は急深、北側はなだらかな斜面となっている。①シャローフラット:水深1.5m程度のなだらかなフラット。遠投の効く釣りで広く探るべし。②ディープエリア:南側は足場から重機で届く範囲が深く掘られており、最も深い場所では3m近くなることもあるとか。東屋や島に繋がる橋からは沖側のブレイクラインを横に引いてくることも可能。巻きモノで狙いたい。③南側のガマ帯:足場から近い場所にまばらにガマが生育する。カバー撃ちはもちろん、時期によってはトップウォーターの釣りもおもしろい。④島:橋で渡れる島。渡ると北側のガマへとアプローチできる。島周りのアシもカバー撃ちの定番スポットだ。

アクセス

住所:〒289-1211 千葉県山武市大木470-1
電話番号:043-444-6000
営業時間:平日6:30~17:50/土日祝6:00~17:50
公式HP:http://tsuripara.planet.bindcloud.jp/index.html

料 金

1日券:男性4,950円/女性・小人4,400円
半日券:男性3,300円/女性・小人2,750円
2時間券:男性2,750円/女性・小人2,200円
1時間券:男性2,200円/女性・小人1,650円

レギュレーション
◯バーブブレスフックの使用
◯プライヤーやペンチ常備
◯釣券はひとり1枚
◯フィッシュグリップの使用禁止
◯エサ釣り禁止


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。

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