【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は21日、米国の情報機関の推定として、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでの戦闘で殺害したハマス戦闘員は全体の2~3割にとどまっていると伝えた。ハマス壊滅という目標が達成可能かどうか疑問符が付きそうだ。
米国はハマスが依然として十分な弾薬を保持し、ガザの一部で勢力を再結集しようとしているとみており、イスラエル側もハマスを壊滅できていないと認めた。ガザで2万5千人以上の死者を出した作戦の意義について国際社会の批判が改めて強まる可能性がある。