「せいっ」冷水に負けず寒稽古 矢巾の滝で空手極真会館岩手道場

滝水の冷たさに耐え、突きを繰り出す子どもたち=21日、矢巾町煙山・幣懸の滝

 21日の岩手県内は、低気圧や気圧の谷の影響で雨や雪となった。矢巾町煙山の幣懸(ぬさかけ)の滝では、国際空手道連盟極真会館総本部岩手道場(盛岡市、松井章奎(しょうけい)館長)が恒例の寒稽古を行った。

 小雨の中、小学1年生から60代までの33人が参加。雪上での腕立て伏せや黙想で心身を整えた後、「気合入れろよ」のかけ声に合わせて冷たい滝水に入った。全員で「せいっ」と大きな声を響かせ、100回の突きを繰り出した。

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