宇都宮ブリッツェンが幼児の補助輪卒業アシスト

 子どもたちが補助輪なしで自転車に乗ることができるようプロがアシストする「補助輪卒業教室」が20日、宇都宮市で開かれました。

 サイクルロードレースのプロチーム「宇都宮ブリッツェン」の運営会社が社会貢献活動の一環で、月に一度開いています。

 宇都宮市森林公園で行われ、事故などの心配で自転車の練習場所が見つからない、なかなかうまく乗ることができないという子どもたちに自転車を好きになってもらうのがねらいです。

 宇都宮市内の4歳から9歳の子どもたちが参加しました。講師で元選手の柿沼章社長が自転車にまたがって見本を見せると、子どもたちもそれにならって挑戦していきます。

 最初からペダルを漕ぐのではなく、まず地面を蹴って前進することでバランス感覚を養うのがポイント。子どもたちは風を切って進む爽快感を楽しみます。

 楽しんでいるうちにいつの間にか自転車に乗れるようになることで、子どもたちの自信にもつながるそうです。寒空の下の開催でしたが、子どもたちにとっては元気いっぱい思い出に残る一日になったようでした。

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