かるたで地元の歴史や文化学ぶ 鹿沼

 昔話などが書かれたかるたを通して子どもたちに地元の歴史や文化を知ってもらおうと21日、鹿沼市でかるた大会が行われました。

 「かぬまかるた大会」には市内の小学生67人が参加し、個人戦と団体戦が行われました。

 使用される「かぬまかるた」は1998年に作られたもので、市内の言い伝えや昔話をかるたにしたものです。「鹿沼市社会教育委員の会」は、かるたを通して地元の歴史や文化を学ぶことで、子どもたちに地元への愛着を深めてもらおうと毎年開催しています。

 「アンバ様みこしにのって板荷をまわる」など札が読まれると、子どもたちは素早く手を伸ばして「はいっ」と声をあげながら札を取り合っていました。

 また地元の農産物を味わってもらおうと、JAかみつがの協力で、上位の子どもたちにトマトやイチゴなどが贈られました。

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