「負けて当然」…トゥヘルが低調な戦いぶりに立腹! ブレーメン戦黒星で首位と7pt差に

「何度もボールを失ってカウンターを許し、ポゼッションもずさん」[写真:Getty Images]

バイエルンがブンデスリーガで躓いた。

首位レバークーゼンに4ポイント差の2位につけるなか、21日の第18節で13位のブレーメンをホームに迎え撃ったが、0-0の59分に守りが崩れ、0-1の敗戦。今季のホーム戦黒星を喫し、今節を制したレバークーゼンとの差が「7」に広がってしまった。

1つの未消化試合を残すといえど、レバークーゼンの好調ぶりからしても痛恨の1敗に。ドイツ『Sport Bild』によると、トーマス・トゥヘル監督も「自分たちのせいだ! 良い練習ができているなんてもう言いたくない。誰も信じないよ」と言い放った。

また、会見では「私も長くこの仕事をしているし、練習のレベルがが我々の望むものかどうかがわかる。この数週間は本当にそうだった」と振り返りつつ、この試合のプレーぶりを酷評した。

「明らかに足りない。70分間にわたり、勝利のために戦っているという感覚ではなかった。あとから気づいた感じだったし、それではダメだ。前半の我々は極めて静かだった。何度もボールを失ってカウンターを許し、ポゼッションもずさん。負けて当然だ」

「70分間は無理にでも勝ちたいとか、優勝を目指してプレーしたいとか、答えを出したがるチームのようなプレーではなかった。それをやったのは20分間だけだ。10点のリードがあって、火曜日のチャンピオンズリーグを意識しているかのようなプレーをした」

来週24日にはホームで延期分のウニオン・ベルリン戦。この一戦で仕切り直しを期す指揮官は「我々はチームの責任を問うつもり」とし、「水曜日には良い結果を出すチャンスがある。そして良い結果を出さないといけない」と力を込めた。

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