「ここ数年、みんなで一歩ずつ成長」 暫定首位のチーム状態にアッレグリも満足げ

「今は同じ道を歩み続ける良いチームに」[写真:Getty Images]

ユベントスがセリエAで暫定ながら首位に立った。

21日の第21節で13位レッチェのホームに乗り込むと、ドゥシャン・ヴラホビッチの2ゴールとグレイソン・ブレーメルのダメ押し弾で3-0と完勝し、リーグ5連勝を達成。暫定だが、インテルを1ポイント差で上回り、首位に浮上した。

公式戦を通じても、昨年9月のセリエAでラツィオに負けてから不敗が続くマッシミリアーノ・アッレグリ監督はクラブの公式サイトによると、チーム状態に手応えを語っている。

「できる限り多くの試合で勝とうと懸命に取り組んでいて、ますます冷静さが増し、試合の様々な局面を読めるようになっている。それがより大きな気づきを与えてくれているんだ」

また、「今夜はタフだった」とレッチェ戦を振り返り、戦いぶりそのものにも満足感を示し、チームの充実ぶりもうかがわせた。

「前半はレッチェがよく走り、プレスをかけてきたしね。だが、チャンスを作れてはいたし、相手が下がっても警戒を怠りもしなかった」

「今日のフットボールは試合が間伸びして気が散りうるもので、常に注意していかないといけなかったが、選手はよく3ゴール目を決めてくれた」

「ここ数年、みんなで一歩ずつ成長してきたんだ。そして、今は同じ道を歩み続ける良いチームになっている。目標は不可能を可能にすることだ」

「その果てに我々よりも優れた者がいるなら、その者を祝福するよ」

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