協会会長賞に渡久地さん 全沖縄つばき展、5人が入賞

 第41回全沖縄つばき展(主催・沖縄椿協会、沖縄タイムス社)の表彰式が21日、那覇市おもろまちの市緑化センターで開かれた。会員らが出品した色とりどりのツバキ83点から5人が入賞し、最高賞に当たる協会会長賞に渡久地正史さん(72)=那覇市=の「ヤブツバキ」が選ばれた。

全沖縄つばき展で最高賞に選ばれた渡久地正史さん(右から2人目)ら入賞者=21日、那覇市おもろまちの市緑化センター
全沖縄つばき展で最高賞に当たる沖縄椿協会会長賞に選ばれた渡久地正史さん(72)と「ヤブツバキ」=21日、那覇市おもろまちの市緑化センター

 ツバキを育てて約8年になる渡久地さんは、種から出た根をらせん状に成長させる生育方法を初めて試し、特徴的な幹を育て上げた。「枝の垂れ具合も良く、花もたくさん咲いてくれた」と喜んだ。

 つばき展は20、21日の両日で約640人が来場した。

 他の受賞者は次の通り。(敬称略)

 沖縄タイムス社社長賞=比嘉貞雄(73)▽JAおきなわ理事長賞=桃原芳道(73)▽大衆賞=松田久徳(84)▽那覇市緑化センター長賞=宮平守由(71)

(社会部・矢野悠希)

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