ローマの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏はイタリアにとどまり、セリエAのクラブの指揮を希望しているという。イギリス『Sunday Times』が報じている。
現地時間1月15日に、ミランとの試合で1-3で敗れた後に、ローマはモウリーニョ氏の退任を発表。後任にはダニエレ・デ・ロッシ氏が就任した。
ローマ退団後、サウジアラビアのアル・シャバブとの接触を噂されていたが、スペイン人ジャーナリストのペドロ・モラタ氏はこれを否定。当面はヨーロッパでの仕事を優先的に探しているという。
『Sunday Times』によると、モウリーニョ氏はイタリアでの仕事を希望しており、今週中にナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長と会談する予定だという。そして、モウリーニョ氏の代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、さっそくナポリ陣営と交渉を開始したという。
ジョルジュ・メンデス氏は、モウリーニョ氏のローマ退団に関して「予想していなかったので驚いた。今後については、まだはっきりしていない」と語っていたが、水面下で次のクラブを探しているようだ。
また、モウリーニョ氏はセリエAでの指揮の意欲を公に示すために、今後はセリエAのいくつかの試合を観戦に訪れる予定と伝えられている。