熊谷知事は１月２１日、２０２５年４月から大阪府夢洲で開催される大阪・関西万博に県として出展する方針を明らかにしました。
千葉県 熊谷俊人知事
「千葉県も自治体として（万博に）出展する予定。テーマは「発酵」にしようと思っている」
これは２１日に市川市内で開かれた県誕生１５０周年記念イベント「百年後芸術祭カンファレンス」で熊谷知事が大阪府の吉村洋文知事らとのトークセッションで述べたものです。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにしていて、「発酵」を県のテーマに 選んだことについて、熊谷知事は、千葉県の醤油の生産量が全国１位であること、それに、千葉県が白みりんや酪農の発祥地であることを挙げました。
そのうえで、「『発酵』というのは工程そのものも命を繋いでいる。そこに科学技術や食品、農林水産業の振興などもあり、あらゆる課題が見えてくるだろう」と述べました。
これに対し、開催地である大阪府の吉村知事は、「テーマが発酵とは初耳だ」と驚きを示しつつ、「ぜひ世界の人達に『発酵』を楽しんでほしい」と話していました。
大阪・関西万博は、２０２５年４月１３日から１０月１３日までの約半年間、大阪府 夢洲で開催される予定です。
