寺地、ユーリ阿久井ら全員クリア ボクシングのダブル世界戦計量

計量をクリアしたWBAフライ級王者のアルテム・ダラキアン(手前左)と挑戦者のユーリ阿久井政悟=大阪市

 ボクシングのダブル世界戦(エディオンアリーナ大阪)の前日計量が22日、大阪市内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)、WBAフライ級王座に挑戦する同級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)ら全員が1度でクリアした。

 寺地はリミットより200グラム軽い48.7キロで「体調はすごくいい。あとはやってきたことを出すだけ」と穏やかな表情で語った。挑戦者で元世界王者のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)は48.8キロだった。

 初の世界戦に臨むユーリ阿久井はリミットの50.8キロでパスし「ベルトを取る」と闘志十分だった。

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