路上を歩いていたら…4人組男に突然“バット”で頭を殴られる事件が相次ぐ 同一犯による強盗傷害事件か

21日夜、愛知県一宮市の路上で歩いていた人が4人組の男にバットのようなもので頭を殴られる事件が相次ぎました。警察は同一犯による強盗傷害事件とみて捜査しています。

(大野和之記者)
「事件は一宮市の閑静な住宅街で起きました。52歳の男性が歩いていたところ、いきなり4人組に襲われたということです」

一宮警察署によりますと事件があったのは、一宮市木曽川町黒田で、21日午後6時すぎ、帰宅途中だった52歳の会社員の男性が突然、4人組の男にバットのような物で頭を殴られました。男性はカバンを奪われそうになり抵抗したところ、4人組は立ち去ったということです。

(通報者)
「(被害者が)ドンドンと(玄関を)叩いて『お巡りさんに電話をお願いします』と。そのあと(玄関から)移動して倒れていた。血痕が、血がポタポタ落ちていた」

襲われた男性は頭から出血し病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

(大野和之記者)
「事件から約20分後、600メートルほど離れた路上でも男性が4人組の男に襲われたということです」

午後6時25分頃には、同じ一宮市木曽川町黒田の路上で、歩いて帰宅途中だった27歳の男性が後ろから近付いてきた4人組の男に突然、金属バットで頭を殴られました。

4人組は男性から現金などが入っていた肩掛けカバンを奪うと、そのまま逃走しました。

男性は頭部から出血しているものの、命に別状はないということです。警察は連続した強盗傷害事件とみて、逃げた4人組の男の行方を追っています。

© CBCテレビ