藤井聡太八冠(21)大人の色気漂う記念写真も「カシスソーダ」が提供されて間もなく決着 王将戦七番勝負で開幕から2連勝

将棋の藤井聡太八冠が、週末に佐賀県上峰町で行われた王将戦七番勝負で、開幕から2連勝しました。新たな前人未到の記録、タイトル戦20連覇にまた一歩前進です。

(藤井聡太八冠・21歳)
「一手一手深く考えて積極的な将棋を指せるよう頑張りたい」

藤井八冠が菅井竜也八段の挑戦を受ける、王将戦七番勝負。

第2局は20日、佐賀県上峰町で藤井八冠の先手で始まりました。藤井八冠は前夜祭で語った意気込み通り、初日は1時間の昼食休憩を挟んで1時間40分を費やす長考で“深く考え”ました。

ちなみに、この時の昼食は国産牛と国産豚を使用した「陶板ハンバーグ」でした。

21日は、藤井八冠の51手目の封じ手が開けられ、2日目の対局が再開しました。

藤井八冠「ツバキ」を手に微笑む “大人の色気”

藤井八冠の午前のおやつは「クレームブリュレ」。昼食は佐賀ブランド豚の「金星豚のロースト」でした。

そして、午後のおやつ「カシスソーダ」が提供されて間もない午後3時26分に、藤井八冠が113手で完勝し異例のスピード決着。

開幕2連勝で、防衛まであと2勝としました。

王将戦を主催する「スポニチ」恒例「勝者の記念撮影」では、上峰町の町の木である「ツバキ」を手に微笑み、大人の色気を漂わせています。

2020年に史上最年少(当時17歳11カ月)でタイトルを獲得して以来、出場したタイトル戦を全て制してきた藤井八冠。今回、先に4勝して王将を防衛すれば史上最多となるタイトル戦20連覇で、また一つ記録を塗り替えます。

(藤井八冠)
「第3局はすぐ来週にあるので、しっかり状態を整えて臨みたい」

新たな偉業に王手をかけるか注目の王将戦第3局は、1月27日から島根県大田市で行われます。

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