“ドローン物流”に手ごたえ 7.5キロの荷物を自動操縦で港まで運搬 過疎地域の課題解決に期待 愛媛

ドローンによる物流の実証実験が22日行われました。
運ばれたのは魚。空を飛んだ魚は無事、届けられたのでしょうか?

22日朝、今治沖の大島では、前の日に水揚げされたマダイ2匹とイカ3杯、合わせておよそ7.5キロがドローンに積み込まれると来島海峡へと飛び立ちました。

これは過疎地域の物流の課題解決に向けた官民連携の実証実験で、ドローンは自動操縦でおよそ10分、車をつかった輸送と比べ半分の時間で対岸の今治港に到着しました。
その後、路線バスから水産会社の車へと積み替えられた魚は、さらに航空便なども経由し、午後3時半頃に無事、東京の寿司店に届けられたということです。

(伊予銀行 五十嵐修参与)
「実証実験だけではなく実際に物流事業としてやていけるということを確信した

実験に参加している伊予銀行の担当者は、「鮮魚に限らず、過疎地などからその日のうちに配達したい需要を探りながら、ドローン物流の活用策を検討したい」と話していました。

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