この冬一番の寒気流入　大雪に警戒

23日（火）は、日本海北部の低気圧がほとんど停滞し、三陸沖の前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海に進みます。一方、大陸の高気圧が張り出して、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、この冬一番の寒気が流入する見込みです。
このため、北日本や東・西日本の日本海側では雪が降り、大雪となる所もあるでしょう。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。東・西日本の太平洋側は概ね晴れますが、関東甲信の山沿いや九州南部では雪の降る所がありそうです。南西諸島は湿った空気の影響でくもりや雨となるでしょう。
日本付近の強い冬型は25日（木）頃まで続く予想で、東・西日本の普段、雪の少ない地域でも大雪となる所がある見込みです。雪への対策を早めにした方が良いでしょう。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：23日午前9時の予想天気図。