【朗報】最年少町長記録がまたまた更新される!奈良県中部の町長平均年齢が30代に!?

1月21日投開票の奈良県・田原本町(たわらもとちょう)長選で、全国最年少町長が誕生しました。最年少が更新されたのは2年ぶりでした。「町長」といえば、ベテランをイメージしがちですが、近年は続々と最年少記録の更新が続発している状況です。選挙ドットコム編集部がまとめました。

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田原本町長選挙で新人の高江ひろふみ氏(34)が初当選!

1月14日告示・1月21日投開票の田原本町長選挙は、現職の引退に伴う新人同士の一騎打ちでした。当選したのは高江ひろふみ(たかえ・ひろふみ)氏で、元町議の吉田かつのり(よしだ・かつのり)氏に約3000票差をつけて当選しました。

高江氏は1989年生まれで、現在34歳。法務省や内閣官房を経て、2020年に公募で田原本町役場に入庁。2022年から現町長の森章浩氏のもとで副町長を務めており、今回の選挙戦では森町長からの「後継指名」を受けて立候補していました。森町長も2期目で48歳と若手でしたが、34歳の最年少町長にタスキをつなぎました。

同選挙で、これまで最年少だった新潟県津南町の桑原はるか町長の記録を2年ぶりに更新しました。

奈良県中部に若い風が吹いている

高江氏の当選の影には、「となりの同世代」の存在がありました。

県内、最年少首長を卒業しましたーー田原本町と同じ磯城郡(しきぐん)に位置する三宅町の森田浩司町長(39)は選挙後、自身のSNSをこう更新。同じく磯城郡の川西町の小澤晃広町長(41)も「3人チカラを合わせて、頑張っていきたいと思います!」とSNSに投稿。

森田浩司・三宅町長のFB投稿より

奈良県は保守が強いと言われてきた地域の一つですが、県中部の「磯城郡」を構成する田原本町、川西町、三宅町の3町長の平均年齢は38歳となりました。

自治体間の横の連携にも期待が高まります。

続々と増える若手の首長!2024年も続くか

昨年の統一地方選、それ以降の選挙でも続々と「最年少首長」が誕生してきました。

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30代の新人が政治の舞台に同世代が立つことは、若年層の政治参画を促すだけでなく、幅広い世代にとっても政治の関心が広がることにつながります。これからも、全国の選挙にご注目ください!

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