ダイハツ工業の不正問題で三重県が相談窓口開設 県内の中小企業が対象 工場停止で苦しむ企業の資金繰りや融資制度の相談に対応

ダイハツ工業の不正を巡る問題。三重県は影響を受けた中小企業を対象とする相談窓口を設置しました。

自動車メーカーダイハツ工業を巡っては、車の衝突試験で不正なデータを使い国の認証を取得していた問題が明らかになり、現在国内に4つある全ての自動車工場の稼働を停止しています。

三重県は部品が出荷できなくなるなどの影響を受けた、県内の中小企業を対象に、22日から県庁内に相談窓口を設置しました。

受付時間は午前8時半から午後5時15分までで、県の担当者が資金繰りや融資制度について、相談に応じるということです。

帝国データバンクによりますと、ダイハツの取引先や下請け企業は、全国に8000社以上あるとされていて、稼働停止が長期化すれば、取引先にとっても大きなダメージとなります。

© CBCテレビ