木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造…なにがどう違うの?それぞれのメリット・デメリットを解説

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造…なにがどう違うの?

家やアパートなどを建てる場合、重視したいのが素材です。家を建てるときには、以下のような素材を使用することが多い傾向があります。

  • 木造…家の骨組みに木を使用する
  • 鉄骨造…鋼を使って家の骨組みを作る
  • 鉄筋コンクリート造…鉄筋を使用し、その中にコンクリートを流し込んで家などを作る

上記の素材には、それぞれメリットとデメリットがあります。

木造のメリットとデメリット

木造のメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

木を使って家を建てるのは、日本に古くから伝わる方法です。

  • 価格を抑えて家を建てることができる
  • 通気性がよく、カビが発生しにくい

ダニの発生も抑えることができるので、木造をこよなく愛しているという人もいますよ。

デメリット

木造で家などを建てるデメリットは、以下の通りです。

  • 耐火性などには不安が残る
  • 遮音性が低い
  • 害虫の被害に遭いやすい…シロアリなど
  • 古くなってくると、エアコンの風が部屋から逃げやすくなる

木を使用しているからこそ不安視されるポイントは、いくつかあります。特に注意したいのは、火と害虫の発生です。

鉄骨造のメリットとデメリット

鉄骨造には、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類があります。メリットとデメリットは、以下のようになります。

メリット

鉄骨造のメリットは、以下の通りです。

  • 軽量鉄骨造の場合、木造と同じくらいの費用で家などが建てられる
  • 害虫による被害やメンテナンス費用を抑えられる

木造と同じくらいの費用で、木造ならではの悩みを解消できるのは、非常に魅力的なポイントです。

デメリット

鉄骨造のデメリットについても、知っておきましょう。

  • 結露ができやすい
  • 断熱性や耐火性が低い
  • 地震の揺れを感じやすい

鉄骨を使っていても、軽量鉄骨造だと木造とあまり変わりありません。耐熱性に関しては、木造の方が高いという面にも注目しましょう。

鉄筋コンクリート造のメリットとデメリット

鉄筋コンクリート造は、丈夫でありデザイン性も高いのが特徴です。メリットとデメリットは、以下のようになります。

メリット

鉄筋コンクリート造の家や建物には、以下のようなメリットがあります。

  • 遮音性が高く、生活音が外に漏れにくい
  • 自然災害の被害に強い…火事・地震など
  • 耐久値が高い
  • 腐食しにく

価格は高くなりますが、鉄筋コンクリート造は木造や鉄骨造にあるデメリットを払しょくできます。一度建てると、長く安心して使用できます。

デメリット

鉄筋コンクリート造のデメリットには、以下のものがあります。

  • 通気性がよくない…カビや結露が発生しやすい
  • 費用が高くなるため、賃貸の場合家賃が高いことが多い

鉄筋コンクリート造は、いろいろな面で頼りになるからこそ、費用が高くなりがちです。アパートなどに入居するときは、使用している素材と家賃をしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造には、それぞれ特徴がります。メリットとデメリットをしっかりと把握し、家を建てるときは物件探しのときの参考にしましょう。

© 株式会社シュフーズ