能登半島地震から3週間 海田町から派遣の陸自部隊 懸命な支援続く

能登半島地震から22日で3週間です。甚大な被害を受けた石川・珠洲市では海田市駐屯地から派遣された自衛隊による懸命な支援が続いています。

矢田息吹記者「珠洲市役所前の広場では広島から派遣された部隊による炊き出しが行われています」

給食支援をしているのは陸上自衛隊「第13旅団」です。6日から一日3食を提供していて、これまでにのべ2万食を被災者に届けてきました。

子ども「地震でなかなか米とか食べられないのでうれしい。温まります」

男性「ちょっとでも前に進む力の源というか、元気をもらっているので自分たちも前に進もうと思います」

46普通科連隊 松永勇一2曹「水が通っていなかったり電気が通っていなかったりで、ご飯をまともに作れない家庭が多い中、温かいご飯で石川県に元気を与えられたら」

珠洲市上戸町の小学校では入浴支援も行っていて、お風呂に入れない人のためひと時の癒やしを提供しています。待合室に設置されたノートには感謝を伝える言葉が並んでいました。

広島から被災地へ。自衛隊の支援はまだまだ続きます。

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