親子死亡ひき逃げ事件 容疑者の男はトラックが何かにぶつかったと周囲にもらす 静岡・沼津市

押収したトラックは左側面が破損していたということです。沼津市で親子2人が死亡したひき逃げ事件で、容疑者の男は当日トラックが何かに
ぶつかったと周囲に話していたことが関係者への取材で分かりました。

ひき逃げなどの疑いで送検されたのは、沼津市大塚の販売業の男(85)です。

男は15日午前5時半ごろ沼津市松長で、トラックを運転し近くに住む会社員の男性(33)と母親(59)をはねて逃走した疑いが持たれています。

2人は搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察によりますと男は沼津港で仕入れた鮮魚を販売する仕事をしていて、押収したトラックの 左側面が破損していたということです。

男をよく知る男性は

男をよく知る市場関係者の男性は、事件当日の男の様子をこう話します。

「助手席の方が壊れていてどこかでこすったと」

「全然変わらない。普段と全く変わらない」

男性によりますと、男はトラックで県内や山梨県で魚を販売する仕事を
していたといくことです。

捜査関係者によりますと、亡くなった2人は当日ごみ出し当番で、路肩にしゃがんで作業していたところトラックが2人を背後からはねたとみられています。

警察が詳しい事故の経緯を調べています。

© 静岡朝日テレビ