JR京葉線問題 公明党市議団 ダイヤ改正撤回要望

JR京葉線問題 公明党市議団 ダイヤ改正撤回要望

 JR京葉線のダイヤ改正に沿線の自治体などが反発している問題で、公明党の千葉市議団は1月22日、千葉市の市長に対し、JRへのダイヤ改正の撤回を求める要望書を提出しました。

 JR京葉線の東京-蘇我駅間は2024年3月のダイヤ改正で通勤時間帯の快速をすべて各駅に変更する方針でしたが、沿線の自治体などの反発を受け一部の快速を維持するダイヤ改正の見直しを発表しました。

 通勤快速の廃止は変わらないものの朝の快速2本が維持されます。

 公明党千葉市議会議員団は22日夕方、千葉市の神谷市長に要望書を手渡しました。

 森山和博幹事長は「市民生活に大きな影響を及ぼす問題。JRとの協議の場を引き続きしっかりもってもらいたい」と要望すると、神谷市長は「重く受け止めている。公明党千葉市議団とも連携しながら今後の対応に取り組んでいきたい」と述べました。

 要望では「千葉市の都市基盤や都市経営を揺るがす」としてダイヤ改正の撤回のほか、民間企業・団体が市民生活に大きな影響を及ぼす方針転換をする場合、事前に企業・団体と協議の場を設置するよう努めることも求めています。

 JRが関わる千葉市民会館の移転・整備計画にも触れ、市民生活に不利益をもたらさないように市が企業・団体と協議の場を作ることが必要としています。

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