J2徳島からレンタル移籍中のDFカカ、買取義務の回避決定したアトレチコ・パラナエンセで構想外に

[写真:Getty Images]

徳島ヴォルティスが保有するブラジル人DFカカ(24)。レンタル移籍先のアトレチコ・パラナエンセ(アトレチコPR)を離れて新天地へ向かう可能性があるようだ。ブラジル『グローボ』が伝えている。

カカはブラジルの名門クルゼイロから2021年2月に徳島入り。2021シーズンのJ1で26試合、2022シーズンのJ2で33試合出場も、2023シーズンは夏場までにJ2で10試合出場にとどまり、アトレチコPRへとレンタル移籍する。

アトレチコPRでは2023シーズン後半戦の加入で即座に定位置を掴み、公式戦「20」試合にいずれも先発出場。しかし、レンタル契約が2024年6月までとなっているなか、すでに新シーズンの構想から外れているという。

現段階でカカはチーム練習から外れて個別トレーニング。アトレチコPRはカカが公式戦「30」試合出場到達により、1720万レアル(約5億1600万円)の買い取り義務が生じる契約を徳島と締結したとされ、支払い回避を決定したようだ。

なお、これによってカカが徳島へレンタルバックするかどうかは不透明。徳島との契約を2025シーズンまで残すなか、アトレチコPRと同じブラジル1部の他クラブから徳島に問い合わせがあるとみられている。

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