カープ新井貴浩監督 選手時代から続ける護摩行 込めた願いと続ける理由とは…

1月18日、新井貴浩監督が、和歌山県で護摩行を行いました。就任2年目に願いを込めたのは…「広島優勝!心願成就!」

■カープ 新井貴浩監督

「優勝して日本一というのは、大きな目標で当然だが、選手がなるべくケガをしないように、ケガをしたとしても、大きなケガではなく、小さなケガでありますようにと祈っていた。」

体感温度は300度以上とも言われる護摩行。現役時代の2004年から始め、2024年で21年目を迎えます。これまで「レギュラーをとりたい」「優勝したい」と、その年々の願いを唱えることで、プロとしての階段を上ってきました。

もう一つ、この行を続ける理由があります。

■カープ 新井貴浩監督

「先生は、今年で88歳になると思うが、こうして現役で毎日死と隣り合わせでやる過酷な行をされている姿を見て、毎年だが、驚きともに尊敬しています。」

それは、住職の池口恵観(いけぐち・えかん)さんの存在。現役時代から寄り添ってくれている、精神修行の師匠です。

■カープ 新井貴浩監督

「何事も実践されているので、すごいと思う。」

■住職 池口恵観さん

「20年くらいやってきているから、あの人が監督の時に優勝してもらいたいというのが、私の願いでもあるので。」

2024年も、指揮官・新井貴浩の挑戦が始まります。

■カープ 新井貴浩監督

「先生のお姿を見て、自分もまだまだやらないといけないし、一生死ぬまで勉強、死ぬまで挑戦だと思って、今年一年頑張っていきたい。」

【進め!スポーツ元気丸 2024年1月21日放送】

© 広島テレビ放送株式会社