ガザ南部都市で攻撃強化 イスラエル、民間犠牲増大

イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスから立ち上る煙=22日、ガザ南部ラファ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は22日もパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマス掃討作戦を続けた。ガザ南部最大都市ハンユニスで作戦区域を拡大し、ハマス指導部が地下に潜伏する可能性があるとみて攻撃を強化。中東メディアは、市内で多数が死亡したと伝えた。民間人犠牲に歯止めがかかっていない。

 ハンユニスではナセル病院や、パレスチナ赤新月社が運営するアルアマル病院の付近でイスラエル軍の激しい攻撃があった。ガザ保健当局によると戦闘のガザ側死者は2万5295人。連日、百人単位で増え続けている。

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