アトレティコ・マドリーは22日、ラ・リーガ第21節でグラナダと対戦し1-0で勝利した。
4日前に行われたコパ・デル・レイのラウンド16で宿敵レアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”に勝利したアトレティコは、その試合からスタメンを4人変更。コケやデ・パウル、ヒメネスらに代えてリケルメやモリーナ、サビッチをスタメンで起用した。
19位に沈むグラナダに対し、立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げるアトレティコは32分にM・ジョレンテのラストパスからボックス内に走り込んだグリーズマンがクロスバー直撃のシュートでグラナダゴールを脅かす。
ハーフタイムにかけても互いに決定機を作り出すことは出来ず、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、アトレティコはM・ジョレンテとリケルメを下げてデ・パウルとリーノを投入する2枚替えを敢行。すると49分、サビッチのロングパスをサウールが落とすと、モラタのラストパスをボックス左で受けたリーノに決定機が訪れたが、シュートは相手GKのセーブ防がれた。
攻勢を続けるアトレティコは54分、敵陣右サイドでパスを受けたグリーズマンがピンポイントクロスを供給すると、ボックス中央のモラタがヘディングでゴール左隅に流し込んだ。
さらにアトレティコは、61分にもサイドチェンジを右サイドで受けたモリーナのアーリークロスからゴール前に抜け出したサウールがヘディングシュートを流し込んだが、これはVARの末にオフサイドの判定となり、ゴールは取り消された。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。アトレティコは87分に決定機を迎えたが、グリーズマンのシュートは右ポストを直撃。さらにこぼれ球を拾ったアンヘル・コレアのシュートはGKバタージャのセーブに防がれた。
結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。アトレティコはリーグ戦2試合ぶりの白星で上位陣を追走している。