22日の岩手県内、悪天候で倒木被害や停電 23日も雪や雨

 22日の岩手県内は、21日から続いた強風や大雨などの影響で倒木被害、停電、鉄道ダイヤの乱れが起きた。県によると、人的被害は確認されていない。

 22日午後6時までの最大瞬間風速は岩泉・小本14.1メートル、宮古13.9メートル、大船渡12.6メートル、洋野・種市11.4メートルなど。陸前高田市では、広田町の黒崎仙峡温泉の駐車場に止めていた乗用車に倒木がぶつかり一部破損した。

 東北電力ネットワーク岩手支社によると、強風のため奥州市で最大1202戸、雪のため宮古、久慈、軽米の3市町で最大計1136戸が停電した。

 盛岡地方気象台によると、23日は寒気や気圧の谷の影響で曇りや晴れとなり、内陸を中心に雪や雨が降る地域が多い見込み。

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