弾道ミサイル攻撃に備える 住民らが避難訓練 小山市

 弾道ミサイルによる攻撃に備えて、小山市では22日に住民の避難訓練が行われました。

 訓練は、外国から弾道ミサイルが発射され、栃木県に飛来する可能性があるという想定で、小山駅近くの複合施設の近隣住民を対象に行われました。

 国、県、それに市が連携して弾道ミサイル攻撃に備えた避難訓練を行うのは栃木県内で初めてのことで、近隣の自治会や保育園などからあわせて84人が参加しました。

 地域の自主防災会や警察などの誘導に従い、住民たちはすばやく頑丈な建物の中に避難し、爆風や衝撃波、破片などから身を守るため窓から離れた場所で体を小さくする姿勢をとって弾道ミサイルの通過を待ちました。

 弾道ミサイルは発射から10分もしないうちに到達する可能性があるといい、その場で最も適切な行動ができるよう、参加者たちは真剣に取り組んでいました。

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