SixTONES・田中樹と古川琴音が、日本テレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「ACMA：GAME アクマゲーム」（日曜午後10：30、開始日未定）に出演することが分かった。
間宮祥太朗が主演を務める「ACMA：GAME アクマゲーム」の原作は、2013～17年に「週刊少年マガジン」（講談社）に連載された、メーブ氏・原作＆恵広史氏・作画による同名漫画。地位、財産、名誉、そして命…相手からすべてを奪うことができる悪魔の遊戯＝デスゲームが展開する。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外の“アクマゲーム”が多くのコアファンを生み出し、今なお熱烈な支持を集める作品が、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化。間宮は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができるといわれる“悪魔の鍵”を懸けて争う、命懸けの“アクマゲーム”に翻弄（ほんろう）されながらも、鍵の謎に迫っていく主人公・織田照朝に扮（ふん）する。
田中と古川が演じるのは、主人公・織田の中学時代の同級生であり、照朝と共に“アクマゲーム”に挑んでいく親友である、斉藤初と眞鍋悠季。
初は、中学時代にトラブルに巻き込まれた際にクラスメートの照朝に助けられてから、彼のことを一番の親友として信頼する半面、一歩先を行く照朝へのライバル意識を常に感じており、「照朝に負けたくない」という一心で勉強にスポーツに努力を重ねてきた。大企業の御曹司として育った照朝と対抗するために、ベンチャー企業「u.u.エンジニアリング」を立ち上げ、生成AIシステムのビジネスを成功させるために、若き経営者として日々奮闘している。
一方、悠季は、初と同じく照朝の中学の同級生。照朝の父親が爆発事件で亡くなり、その後に海外へ留学して以来連絡が取れなくなっていた照朝の身をずっと心配していた。照朝がいなくなった寂しさを埋めるためにプログラミングに没頭し、新世代の生成AIシステムの開発に成功した優秀なプログラマーだ。初と共に「u.u.エンジニアリング」を立ち上げ、生成AIをさらに進化させることに熱中している。
中学時代からの幼なじみであり、かけがえのない親友であった3人。照朝不在の長い年月を経て、SNS上で悠季は照朝が日本に帰国したことを知り、久しぶりの再会を果たす。これにより3人の関係が動き出す。素直に再会したことを喜ぶ悠季とは裏腹に、自分が意識していた照朝の姿とのギャップに戸惑う初は、そっけない態度を取ってしまう。一方の照朝は、父親を殺害した犯人を捜し出す闘いに2人を巻き込まないよう、一定の距離を保とうとするが、“悪魔の鍵”を狙ってくる欲深き刺客たちの脅威は、彼らのすぐそばに迫っていた――。
以前から「ACMA：GAME」原作漫画が好きで読んでいたという田中は、「出演のオファーをいただいた時はすごくうれしく、これから始まる撮影にワクワクしました。プレッシャーもありますが、1人の出演者として、自分はこの作品の面白さをどのように伝えられるだろうか、という思いで日々撮影に臨んでいます」と、好きな作品へ参加することに喜びを感じている様子。
演じる初については「原作の初は重要な役で好きなキャラクターの1人だった」そうで、「今回ドラマで僕が演じる初は原作と少々印象が異なるものの、照朝の親友として重要な人物なので、真剣にドラマ版の斉藤初という人物について考えて向き合い、つくりました。初を通して、視聴者の皆さんがこの作品をより好きになってくれたらうれしいなと思っています」と役柄への思いを語る。
そして、「出演者、監督、スタッフと撮影前も撮影中も何度も何度も話し合いながら、丁寧に時間をかけて作り上げた作品です。より多くの方がこの作品に魅力を感じて、楽しんでいただけたらうれしいです。ぜひ、ワクワクドキドキしながら見てください！」と呼び掛けている。
古川も「原作漫画・ドラマともにそれぞれのキャラクターを生かしたゲームでの戦い方が魅力的で、ゲーム毎に明かされていく人間模様にも引き込まれました。特に、間宮さん演じる照朝は、原作の正義感の強さに加えて、敵も味方も包み込むような優しさがあり、悠季の慕っている気持ちにすぐに入り込むことができました」と作品の魅力に触れる。
役柄に関しては、「悠季の、照朝を思う真っすぐな気持ちを大切に演じました。時に、AIの『おろち』を開発したとは思えないほど突拍子もない行動をしたり、おっちょこちょいなところもありますが、そんな悠季の、打算のない、素直な性格が私は大好きです」と愛着を示し、「AI『おろち』とのやりと取りは、悠季のちゃめっけが出ていてコミカルなシーンになっていると思うので、このコンビにも注目していただけたらうれしいです」とアピール。
さらに、「幼い頃に遊んだことのあるようななじみあるゲームもあれば、出演者・スタッフの皆さんと、ああだこうだと頭を悩ませながら演じた複雑なゲームもあって、日々楽しみながら撮影しています。繰り広げられる心理戦、頭脳戦のスリルはもちろん、個性豊かなキャラクターや、息をのむストーリーの展開、悪魔がどんな姿で現れるかなど、いろいろな角度からお楽しみいただけると思います。ぜひご覧ください」と見どころを伝えている。
“悪魔の鍵”を巡る戦いの中で、親友3人の友情関係がどのように交錯するのかにも注目だ。
