SNSで魅力発信「特派員」制度を開始 矢板市、認証制で今月から

ノベルティバッジと矢板に関して投稿されたインスタグラムの画像

 【矢板】市民に自身の交流サイト(SNS)を通じて市の魅力を発信してもらおうと、市は今月から「やいた特派員」制度を始めた。特派員は登録が必要。認証制としたことで投稿意欲の高まりと、より積極的な情報発信を期待している。

 市は広報紙で載せきれない「市民目線」の記事を募集し紙媒体、サイトなどで掲載してきた。だが現在のブログの市民ライターは4人と少ないため、より気軽に発信できるSNSを活用することにした。ブログは3月末で終了する予定。

 対象者は「矢板市が好きな人」で、市外在住者も含める。「#矢板市」「#yaitagram」などのハッシュタグを付けてインスタグラム、X(旧ツイッター)などで投稿する。登録者は特典としてノベルティバッジが付与される。

 昨年9月の市「やいた未来ミーティング」で今回の認証制を提案した大槻、主婦長田彩乃(おさだあやの)さん(40)は早速登録し「市に認知してもらえて“矢板推し”のモチベーションが上がる。子連れも行ける所を探して発信したい」と意欲を見せる。

 (問)市秘書広報課0287.43.3764。

© 株式会社下野新聞社