CB補強を目指すミラン、アダラバイヨ獲得のためフルアムに接触か

ミランがDFトシン・アダラバイヨに関心[写真:Getty Images]

ミランがフルアムのイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)に関心を寄せているようだ。

今シーズンここまでセリエAで21試合を消化して3位につけるミラン。一時は不振に陥りステファノ・ピオリ監督の去就も怪しくなっていたが、現在はリーグ4連勝と復調を果たしている。

クラブはこの勢いを維持させるためにも、今冬の移籍市場で補強を模索。特に、負傷者が続出しているセンターバックの強化を優先事項に定めているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、クラブはアダラバイヨを有力なターゲットに定めた模様。すでにフルアムに対して接触も行っているという。

アダラバイヨは196cmの長身センターバック。下部組織時代から過ごしたマンチェスター・シティでは主力に定着できなかったが、2020年に加入したフルアムでは定位置を確保。今シーズンは序盤こそ負傷欠場が続いたものの12月からは先発が続き、公式戦12試合に出場している。

なお、ミランはアダラバイヨのほか、バルセロナからアストン・ビラにレンタル中の元フランス代表DFクレマン・ラングレもターゲットとしているとのこと。移籍市場も残り日数が少なくなりつつある中で、交渉の加速が期待されている。

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