温浴施設にジム、にぎわい創出へ 青森県中泊町の総合福祉健康センター「湯らぱーく」完成

温度の違う湯船二つとサウナ、露天風呂を備えた浴室
2月6日にオープンする中泊町総合福祉健康センター「湯らぱーく」
センターの完成を記念し、テープカットを行う濱舘町長(中央)ら関係者
さまざまな器具を備えたトレーニングジム
中泊町の旧家「宮越家」のステンドグラスを模した装飾

 青森県中泊町が同町中里亀山に建設した総合福祉健康センター「湯(ゆ)らぱーく」が完成し、22日、落成式が行われた。式典には関係者約40人が出席。濱舘豊光町長は「街づくりと住民の健康を考えた時、温浴施設に健康福祉の機能を持たせることが求められていた。この施設を使って、ますます健康になっていただきたい」とあいさつし、地域のにぎわい創出の拠点になることを願った。

 同センターは鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約2480平方メートル。1階はレストラン、トレーニングジムなどを備えた物販棟と、浴場棟で構成され、2階は機械室となっている。総工費は約26億円。

 温泉施設は、男女それぞれの浴場内に温度の異なる二つの湯船とサウナ、露天風呂を設置。また、家族風呂が2部屋設けられている。

 オープンは2月6日で、入浴料は高校生以上400円、小・中学生100円、未就学児無料。

© 株式会社東奥日報社