リーグ戦2試合ぶり白星にシメオネ監督「また新たな結果を得るためにアウェイでの勝利が必要だった」

無失点を誇ったシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。

18日に行われたコパ・デル・レイのラウンド16でレアル・マドリーを下していたアトレティコは、続いて22日のラ・リーガ第21節でグラナダと対戦。後半に入ってからスペイン代表FWアルバロ・モラタのヘディング弾で先制すると、その1点を守り抜きリーグ戦2試合ぶりの勝利を得た。

リーグ戦におけるアウェイでの勝利は第10節のセルタ戦以来5試合ぶり。シメオネ監督は試合後、敵地での勝利が「必要だった」と述べたモラタの意見に同調している。

「その通り、また新たな結果を得るためにアウェイでの勝利が必要だった。前半は自分たちがイメージしていたような試合ができなかった」

「後半の30分間は良かった… 良いプレーがあったし、(認められなかった)サウールのゴールもあった。チームは別の一面を見せた。相手は対抗し、我々はカウンター攻撃を繰り出すことができなかったので、守るしかなかった。この結果はクラブとチームにとって非常に重要だ」

今シーズンはチームの得点の半分以上がモラタかフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールという状況にあるが、シメオネ監督は攻撃よりも守備の改善が必要だと指摘。撃ち合いよりも今回のような1-0の勝利が望ましいと語った。

「守備面を改善しなければならない。私とそれを遂行する選手たちで始める仕事だ。デュエルではもっと激しさが必要で、それがチームの成長に繋がる。デュエルが強いチームはチャンスも多い」

「その結果(少ない失点)により、試合に集中できるようになる。マドリー戦やジローナ戦での3-2のような状況ではそこをマネジメントできなかった。今回はどうすればいいのかわかっていた。今は決戦か死闘になる木曜日の試合(セビージャとのコパ・デル・レイ準々決勝)に備えて休む時だ」

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