【御殿場傷害致死事件】初公判で被告の男は起訴内容を一部否認 22日(地裁沼津支部)

2023年3月、静岡・御殿場市で従兄弟の男性を角材で殴り死亡させたとされる男の裁判員裁判の初公判で、男は起訴内容を一部否認しました。

初公判を受けたのは小山町のとび職で27歳の男の被告です。起訴状などによりますと被告は、2023年3月御殿場市の資材置き場で、ひざまずいた状態だった従兄弟で当時30歳の男性の頭を角材で殴り死亡させた罪に問われています。

22日の初公判で、被告は「男性は、地面にひざまずいていた訳でもなく、頭を狙って角材を振り下ろした訳ではない」と起訴内容の一部を否認しました。一方、検察は、「被害者が被告の悪口を言っていることに腹を立て、謝るため、地面にひざまずいた状態の被害者の頭頂部付近を、重さ約2キロの角材で1回殴った」などと指摘しています。

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