核兵器禁止条約発効3年 キャンドルともして核廃絶や平和への思い新たに 広島

核兵器禁止条約の発効から3年を迎えた22日、広島の市民グループがキャンドルを灯し、核兵器廃絶や平和への思いを新たにしました。

広島市中区の原爆ドーム前で開かれたこのイベントは、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」が主催し、メンバーや市民などおよそ70人が集まりました。

参加者がキャンドル1つ1つに火を灯します。1500個のキャンドルが灯されると「パレスチナに平和を!核絶対反対!戦争反対!」というメッセージが浮かびあがりました。

参加者
「パレスチナのことを考えながら火を灯しました。これは原爆で亡くなった方の記憶にも繋がると思う」

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会 森瀧春子 顧問
「広島から何ができるかと世界に訴えることが、共通の言葉でメッセージを送ることになる」

条約の発効から3年という節目を迎え、パレスチナ・ガザ地区での戦闘終結や核兵器の廃絶など、平和への願いを込めて祈りが捧げられました。

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