甘みや香りが強く柔らかいのが特長 室町時代から伝わる伝統野菜 「法性寺ねぎ」の収穫が最盛期 愛知・岡崎市

室町時代から伝わる伝統の野菜「法性寺(ほっしょうじ)ねぎ」の収穫が、愛知県岡崎市で最盛期を迎えています。

法性寺ねぎは室町時代に岡崎市南部にある法性寺の僧侶が京都から持ち帰ったのが始まりとされ「あいちの伝統野菜」にも認定されています。

甘みや香りが強く柔らかいのが特長で、町名にもなっている岡崎市法性寺町を中心に16戸の農家が栽培しています。

寒さで甘みを増す今が収穫のピークで、ことしも例年通り甘くておいしいものができたということです。

(生産農家 安里壮貴さん)
「(法性寺)ねぎと牛肉だけのすき焼きは本当におすすめ。煮過ぎずにフレッシュな状態で使うと香りが楽しめる」

法性寺ねぎは3月末までに約60トンが収穫されます。

© CBCテレビ