被災の富山県氷見市にチーム派遣 岡山県 罹災証明書の発行業務支援

氷見市に向かう「チームおかやま」の出発式

 岡山県は23日、能登半島地震で被災した富山県氷見市に、県と玉野、備前、瀬戸内、赤磐市、和気町の職員計20人でつくる「チームおかやま」を派遣した。罹災(りさい)証明書の発行業務に当たる。

 チームには2018年の西日本豪雨などで同様の業務に携わった職員も複数含まれる。21日に現地入りした情報連絡役の県職員3人と合流し、28日まで活動する。

 県庁で出発式があり、伊原木隆太知事が激励。リーダーの岩井真一・県都市計画課副課長は「少しでも早く生活再建に踏み出せるよう寄り添いたい」と話した。

 国が被災自治体ごとに支援自治体を割り当てる「対口(たいこう)支援」方式に基づく。氷見市には岡山県などが割り当てられており、県は今後も継続的にチームを派遣する予定。

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