女児遺体、生後間もない状態…抱えた女性、警察署へ行き逮捕 風俗店に勤務「浴槽で産んだ」、待機場所で女児そのまま 4日後タオルケットに遺体くるみ自首「これ赤ちゃんです」住居不定27歳、その後なぜか不起訴に

容疑の女性を不起訴に 乳児の遺体遺棄=さいたま地検

 埼玉県本庄市で昨年12月23日、生後間もない女児が遺体で見つかった事件で、さいたま地検は17日、死体遺棄の疑いで本庄署に逮捕された住所不定の女性(27)を不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

■アパートで出産「どうすればいいのか」(以下、初報記事)

 本庄署は12月28日、死体遺棄の疑いで住居不定、風俗店従業員の女(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は23日午前7時ごろ、本庄市栄2丁目のアパートで、生後間もない女児の遺体を遺棄した疑い。

 同署によると、犯行現場は女が勤めていた風俗店の待機場所。27日午後1時ごろ、タオルケットにくるんだ女児の遺体を抱えて同署を訪れ、「これ赤ちゃんです」と自首した。「アパートの中で出産し、どうすればいいのか分からなかった」「浴槽で産んだ」などと容疑を認めている。

 署は司法解剖し、女児の死因などを調べる。

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