しっとりとした甘さが特徴 宮古島芋畑の「紅ヤキイモ」に最高賞 2024おきなわ島ふ~どグランプリ

 おきなわ花と食のフェスティバルの来場者による投票や専門家の評価で出展者の中から加工食品のトップを決める「2024おきなわ島ふ~どグランプリ+プラス」が20、21の両日、那覇市の奥武山公園で開かれ、宮古島芋畑(宮古島市)の「紅ヤキイモ」がグランプリに輝いた。 

 紅ヤキイモはしっとりとした甘さが特徴の品種「沖夢(おきゆめ)紫」を使って製造。通常のサツマイモより長い2カ月間貯蔵することで、ねっとり甘くなるようこだわった。松川千鶴代表は21日の表彰式で「台風にも強いイモの栽培で宮古地域全体の持続可能な経済につなげたい」と抱負を語った。

 出品作品の一部は2月1日から1カ月間、那覇市のデパートリウボウ2階「樂園百貨店」で販売する。

 優秀賞にいまいパンの「OKINAWA STREGHE ウコン&カレークラッカー」、奨励賞にle lienの「宮古島バタークリーム」、審査員特別賞にさし草屋joy工房&茶屋の「さし草茶」がそれぞれ選ばれた。(政経部・大川藍)

グランプリに輝いた宮古島芋畑の紅ヤキイモ(同社提供)
「おきなわ島ふ~どグランプリ+プラス」でグランプリを受賞した宮古島芋畑の松川千鶴代表(前列右から3人目)ら=21日、那覇市の奥武山公園

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