暗黒批評家・後藤護、『悪魔のいる漫画史』刊行記念トークライブ 2月7日(水)阿佐ヶ谷ロフトAで開催! 【出演】後藤護、吉田豪

『ゴシック・カルチャー入門』、『黒人音楽史 奇想の宇宙』で注目を集めた気鋭の暗黒批評家・後藤護による三冊目の単著『悪魔のいる漫画史』の刊行を記念したトークライブが、2月7日(水)阿佐ヶ谷ロフトAで開催される。 『悪魔のいる漫画史』は、ゴシック、マニエリスム、悪魔をテーマに古今の漫画を縦横自在に読み解く漫画評論集。楳図かずお『神の左手悪魔の右手』、萩尾望都『ポーの一族』、山岸凉子『アラベスク』、古賀新一『エコエコアザラク』、日野日出志『蔵六の奇病』、丸尾末広『パノラマ島綺譚』、楠本まき『KISSxxxx』、アラン・ムーア『フロム・ヘル』、チャールズ・バーンズ『ブラック・ホール』、水木しげる『日本妖怪大全』、諸星大二郎『壺中天』、高橋葉介『夢幻紳士』、諫山創『進撃の巨人』、三浦建太郎『ベルセルク』、藤本タツキ『チェンソーマン』……著者が敬愛する澁澤龍彥の美学を通して、悪魔的漫画の系譜を紡ぎ出す。表紙には丸尾末広の描き下ろしイラストを掲載。 プロインタビュアー&プロ書評家としてお馴染みの吉田豪をゲストに迎えて、本書では描ききれなかったもう一つの「悪魔のいる漫画史」を語り尽くす。詳細はこちら。 【後藤護プロフィール】

暗黒批評。『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社、2022年)で第1回音楽本大賞「個人賞」を受賞(渡邊未帆選)。その他の著書に『ゴシック・カルチャー入門』(Pヴァイン、2019年)。現在、ポリマス(博識)をテーマとする『博覧狂記の怪物誌』(晶文社、2024年刊行予定)、ダグラス・マッカーサーのサングラスの衝撃に始まる『戦後日本黒眼鏡サブカルチャー史』(版元、刊行年未定)の2冊を鋭意準備中。

© 有限会社ルーフトップ